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関東暮らしアラサー野郎の婚活記録

2017年02月25日:Eさん6回目@有楽町

今回は彼女の提案で浜松町へ行くことにしました。

せっかくなので、二人の始まりの場所である有楽町で昼間に会うことにしました。

有楽町で初めて会った時の気持ちをお互い振り返ろうと思っていたのですが、彼女は先週帰省したということもあってその話題で始まって聴くのを忘れてしまいました。 

 

一緒に新橋まで歩きました。電車だと一駅なので歩くかどうか聞いたら歩いてもよいということで歩きました。彼女は若いだけあってインドアと言えどもきちんと歩くのだなと思いました。(好きで歩いているのではない、歩いてもいいかなと思って歩いているということでした。)

 

 

新橋では海に近い高層のビルの上でランチにしました。高所恐怖症の彼女はエレベーターでとても怖がっていました。私は何故彼女を高いところばかりに連れて行っているのでしょうか。笑

よくよく聴いてみると、とても高いところはそこまで怖くないそうです。中途半端に高いところは本当に無理だそうです。そういうのをきちんと表現するところがかわいい・・・

わざと高いところに連れて行っているわけではなく、食べたいと思ったところが高層階にあるものだから仕方ありません。ちゃんと我慢しただけのこともあり、窓際から鳥瞰した景色を二人で楽しみながら食事ができました。

私は家での料理の参考になればと思いビーフシチューを、彼女は大好きな魚の定食にしていました。お決まりですね。私はお酒も嗜みました。お互いすっかり気を遣うこともなかったと思います。

 

食後は浜離宮を訪れました。梅は咲き終わりでしたが、菜の花は見頃でした。

黄色いじゅうたんに心が華やかになり、海沿いのベンチで座ってのんびりしました。

お互いゆったりしながら、少し将来の話をしてみました。屋外なので日なたでもそのうち寒くなり、その後、場所を変えてちょっと前までよく勉強で使っていたビルに行きました。

いつもはカフェのブースにこもって勉強しているのですが、今回は喫茶店でソファに深く腰掛けてこれまたのんびりしながら将来の話をしていました。

空が琥珀色になる頃、時にお互い無口になりましたが、ぎこちなくないなと思いました。

彼女もそれを思っていたらしく、そんなときに気まずくならないことに安心していたようです。それをはっきり言ってくれて、嬉しかったです。

夜になり帰るのだったらそろそろというところで、よかったら夜ごはんを食べましょうということで、和食洋食中華などのジャンルを聞いたら和食が良いと言ってくれました。魚は昼に食べたから他のが良いと言ってくれたので、じゃがいもや豚肉がおいしいダイニングに行きました。彼是そこには10年前ぐらいから行っていますが、お店は残っていてよかったです。そんな懐かしい空間で料理の味もお互いもとっても馴染んでいるような気がして心地よかったです。

 

私は彼女を好きになろうとしている・・・好きになりつつあります。しかし、好き以上に安心の方が勝っています。この不思議な感情は複雑ですが、裏を返せば自分にはとても良い刺激だなと思います。

好き過ぎて不安になる恋愛感情はとても厄介なので、それがない好きという気持ちはとても心地よいです。

 

一方、彼女はというと、パートナーとして私を見るために現実的な部分をとても重要視しています。

一緒に暮らすとき、親とはどうするのかとか、収入面、どこで暮らすのか、仕事はどうするのか、家事分担はどうするのかとか。

私も彼女もお互い独り暮らしが長いので、暮らしについては相手に依存する必要はなく、どうにでもなってしまいます。

だから期限を決めて動かないと、一人でいいやと結婚から遠ざかってしまいそうと彼女は言っていました。やはり出てきました、「勢い」と「タイミング」。普通の人の結婚はこの二つが最高の起爆剤だなとつくづく思います。

ただ、やはりどう考えても交際3ヶ月で成婚というのは早いとお互い思っているので、交際4ヶ月でお互いの両親へあいさつに行き、成婚の扱いになる前(交際3ヶ月)にお互いの家に泊まって生活を確かめることで合意しました。

仲人協会の会員さんは交際2ヶ月目に入ってからプロポーズすることが多いらしいので、そのあたりできちんと結婚相手として相応しいかを見極められるように進んで行きたいとは思っています。

 

彼女はこの婚活においては私以外の男性とは会っていないと言っていました。嘘だといいなと思いましたが、本当にそうなのかもしれないと思いました。そして、何となく私を選んだような節も見えます。それもあってかどことなく強気で、わたしはこうじゃなきゃいや!というのが少しずつ出てきました。

私は「人間だからいいんじゃない?」と殆どのことは許容していますが、いきなり出てくるいろんな細かい好き嫌いに、これからもたくさん出てきたらどうしようと戸惑いがあります。接点を持ちすぎないで、お互いを尊重すればいくらでもうまくやっていけるようなことなので気になりません。

お互いがお互いのプライベートは尊重しようということも話しているので、どこかに感情の逃げを作ることでお互いの関係を良くしようと思っています。

真正面からぶつかることも必要かと思いますが、常にそればかりしているとお互い疲弊してしまいそうな気がするので、逃げを作っておきたいのです。それが私流です。

 

彼女が一緒に暮らすことで懸念しているのは、出来上がっている暮らしに他の人(=私)を入れることでストレスが溜まってしまうことです。

たまごさんがやはり同じような悩みを抱えているようでした。

tamago-konkatu.blogspot.jp

 以下、引用。

私より何ヶ月か先に結婚しているので、いろいろ聞いていたのですが、その友達も、結婚して、がんばっていたら、風邪をひいて大変だったらしい。

それを聞いて、私は風邪をあまりひかないし、そんなにがんばるタイプじゃないから大丈夫、と思っていたのに。


既婚者の友達に聞いたら、私はいまだに疲れる、と言われました。

生活習慣の違う者同士が暮らすこと、仕事をしつつ家事をすること、あたりが疲れる原因だそう。


疲れて風邪をひいた、と話すと、旦那さんは何もしてくれないの?と言われました。

そんなことはないんですけどね。

仕事に行っている時間が、五さんの方が長いので、必然的に私の方が分量は多いと思いますが、私より五さんのほうがきれい好きなので、五さんが掃除担当になっているし。


結論としては、環境の変化が、想像以上に疲れる原因なのだろう、ということになりました。

ここまで。

 

…想像が駈けめぐります。Eさんがとても疲れてしまうような気がしました。だから、一緒に住み始めたばかりの時は飼い始めたばかりのハムスターと一緒で、あまりかまわないように、放っておこうと思います。彼女もそうして欲しそうです。

私は空気のようになって彼女ひとりがその生活空間に慣れてもらうことを大切にしてあげたいと思いました。

お互いプライベートには緩衝はせず、食事は一緒にするみたいな。勿論、部屋は各々で。シェアハウスに近い感覚が良さそうと思いました。

仮に一緒に暮らしたときの休日の過ごし方をシミュレーションしてみたのですが、彼女には自由時間が相当に必要だと思いました。

本を読む時間、ママ友と会う時間、テレビを見る時間、音楽を聴く時間など。あまりはっきり表現しないのですが、少しずつ表現してくれるようになってここまでわかりました。

でも、わかります。私も同じようなことを実は心底では思っています。ひょっとしたら私もそうなのかもしれません。代弁してくれたのかもしれないなと。休日になれば私はほとんど家にいません。運動していたり、喫茶店に行ったり、図書館に行ったり。これに彼女を毎回付き合わせるのは向いていないと思います。だからひとりでやります。

現状、お互いそんなにベタベタしていませんし、暮らし優先で考える私たち二人らしい結論なのかなとも思いました。どんなに熱々のカップルでも、何年も経てばときめきよりも安心を重要視するようになるのですから、彼女の冷静な判断にはとても感心しました。

ただ、子どもはお互い欲しいと思っているので、子どもができたらいろんなことは我慢する、頑張るというスタンスでいてくれているのはとても良い印象です。

ただただ我慢するとか頑張るとかでは子どもが大人になるまでに壊れてしまうので、その辺りの歩み寄りもイメージはしています。男の子なのか女の子なのかでだいぶ変わってきてしまうような気がしますが、それは考えても仕方ないことですね。

 

私も彼女もけんかは好まないのですが、なんとなく彼女は怖いのかもしれないと思う場面がありました。たった6回しか会っていないのにそんなところが見えてしまうのは哀しいところではあるのですが、そこは妥協点であり呑み込むところと判断します。

 

現時点では彼女は私のことを好きかどうかという視点ではほとんど見ていない気がします。そのずれを切なくも思いますが、時間をかけて愛される人になれれば嬉しいです。

バレンタインデーのチョコレートをもらいました。今回は帰省のお土産でお菓子をもらいました。少なくとも想ってくれているんだなと思うと、心が救われる次第です。

これを気にする理由があって、前回に続いて今回も手をつないだのですがリアクションがありませんでした。お願い!っていってハグしたのですが、それもリアクションがありませんでした。ただ、嫌がることはありませんでした。「気に入ってくれてよかったです。」と言ってはくれました。気持ちは率直に伝えられたと思いますが、実際のところはどう想っているのでしょうか・・・

なんて不安になるようでは仕方ありません。私は彼女を引っ張っていこうと考えています。彼女もそれを望んでいます。これからも好きという気持ちを伝え続けて包んであげたいと思うのと同時に、安心して欲しいなと思います。

それを伝え続けることで相思相愛の関係を築くことができたらと思います。

 

今回のデートでだいぶお互いの素を出したので、安心しきってラインのやりとりも少し減っちゃうのかなと思っていたのですが、デートの2日後にきちんと返事が来たのでちょっと嬉しかったです。

そのあたりを強制したり縛りたくはないので、無心になり待ってます。そして返信が来ると嬉しさが募ります。なんか、自由な人だなと思うこともありますが、それでもいいやと許せてしまいます。良いところで感情が釣り合っているのだと思います。どうかこれからもうまくいきますように。

 

これからのデートについても話になりました。数週間後になりそうですが、ドライブをしようという話があります。

運転はやはりその人の性格が出るということで、お互いが運転をしてどんな人なのかを知ろうという意図です。私は仕事で運転しているので緊張はしないと思いますが、彼女はほとんど運転しないということで、緊張しちゃうんじゃないかと思います。

そういう時こそ素が出るかと思います。意地悪ですが、ちょっと楽しみだったりします。

それと定番のデートコースの提案もいくつか。彼女はインドアなはずですが、きちんと外に出て私との時間を楽しんでくれているように見えるので結構好きです。

結婚したら彼女はたぶんインドアを貫くので(一緒に旅行はすると思います)、今こうして毎週外に出ていることは相当貴重だと思います。頑張ってるね、Eさん!

変に褒めると嫌味に聞こえてしまいそうなので表現はしませんが、素直によくやってるんじゃないかなと思っています。

またこんな記事になってしまいましたが、今回もお付き合い頂きありがとうございました。