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関東暮らしアラサー野郎の婚活記録

2017年03月12日:Eさん8回目@三郷

今回は私の提案でデートの場所を決めました。家具屋を見て回ろうということで、ショッピングセンターと併設された場所に行ってきました。

割とデート向きかなと思う家具屋は私の中では限られています。部屋のコーディネートを一緒に見てお互いの感覚を探ってみました。

お互い独り暮らしが長いので、おそらく新しく買う家具は少ないです。子どもができたらその時はまた考えましょうという感じでした。

結婚を意識する相手だったら一度は行ってみるとよいと思っていましたが、実際に行ってみて本当にそうだと思いました。私も彼女も楽しむことができたので、行ってよかったです。

割と女性はデザイン重視かなと思うところもあったのですが、Eさんについては実用重視、むしろ私の方がデザインを気にしているのではないかと思うぐらいです。

たとえば、私は部屋の照明は白熱灯が良いです。気持ちが落ち着くからです。今の部屋はLED照明なので白い色と暖かい色で選択できます。食事のときは白熱灯の下で食べます。筆者だけの異常なこだわりかもしれませんが、彼女は白い色がいいときっぱり。

全てに通じて実にはっきりした人です。私は彼女というフィルターを通すとおぼろげな人にしか見えません。大丈夫でしょうか。

何で白い色が好きかというと、細かいことができるからだそうです。細かいこととは何か聴いたら読書とかテレビとか・・・とどこか濁した感じで言っていました。

私も副業のからみで細かい作業をすることがありますが、確かに白い灯りの方が捗るなと思いました。用途によりけりで両方使います。

まだ彼女の部屋がどんなものかわからないのですが、家具屋のショールームを見て想像を膨らましていました。結構楽しいかも。(今が一番楽しいのかも。)

どこか重い口からでしたが、あまり人様に言わない趣味がひとつ出てきました。男性向きの趣味かと思っていたので意外でした。私はその趣味に関しては何も印象がありませんが、相手にはその趣味をしてほしくないと言っていました。お金がかかるからだそうです。

お金のかからない趣味って?私の趣味もアウトか?と思ってしまいました。結婚後は小遣い制にしましょうと言っていました。

小遣い?どんなに稼いでも固定額?だったら本業でもっと働かなくなっちゃいそうです。だからこそへそくりという言葉があるのだと思います。

私は生活費を共有の口座に振り込んでおいて、あとは自己管理というのが良いと思っています。しかし節約と貯金にはかなり細かそうなので、そのあたりは心配です。

飲み歩いたりする気質でもなく、趣味はあまりお金のかかるものではないのですが、健康と若さを保つためにお金を費やしているのでそれは維持したいものです。

子どもができたらそちら優先になるのはわかりますが、共働きである程度家事は参加したいので平等でいたいものです。

そんな彼女が婚約のときに欲しいものを言っていました。以前は時計がいいなと思っていたらしいですが、調べていたらやはり指輪もいいなと言っていました。

欲しいものだけ先に言ってきて、驚いてしまいました。だいぶ攻めてるなと思いました。部屋に行きたいというのもそうですが、だいぶはっきりしている・・・

私のことを見ているのでしょうけれども、あまり私のことをきいてきません。生活に必要なことだけしかきいてきません。接点のない人同士がくっついているので当然でしょうし、私は彼女に求めるものは現時点であまりありません。子どもは欲しいです。それはお互い思っていることです。

まだ、ただそれだけの関係なので正直婚約どうこうというのは話されると強かすぎてどうかなと思います。言動から見ると結婚さぎではないとは思うのですが、私のことが好きになったら婚約指輪をあげたいと思うのは変なことでしょうか。

その割に彼女は彼女の仕事のことや、職場のことをたくさん話したいようです。しかし業種が違う上にとっつきづらいので(「話してもわからないと思うのですが」とよく言われる)、どこか聴きづらいです。

果たしてそういう相手をパートナーに選ぶのはどうかと思うのですが(そういう人を好きになるシチュエーションも思い浮かばない)、これはあくまでも婚活。つばと一緒に飲み込んで踏み込んでみました。

質問力がないとか、コミュニケーションが仕事なのでどうしても人のことを見てしまうなどと滅っためたに言われましたが、これもつばと一緒に飲み込みました。

なのに、私のことを選んでいるのはなぜか。ちょっと不思議な気分になりました。食事や生活のためだけのヒモザイルとしての扱いだったら哀しいですね。

駄目だしされつつも、仕事や職場の話のキャッチボールをしたら、ちょっと嬉しそうでした。愚痴を言うにもそれらのことがわからないと言っても意味がない、だからきちんと知ってほしいとはっきり言われました。

自分からズバズバ話してくれれば、何度でもいいから同じ話を繰り返してくれれば自然と定着するのですが、まだどの話も点でしかなく線にはならないのでわからないことがたくさんあります。

私は話を飲みこんでしまう癖があるので、すぐには質問を返さないことが多々あります。彼女は記憶力がよく、頭もよいのでそんな私は満足のいく話し相手ではないのかもしれません。ただ、これからも少しずつ教えてねとは伝えました。

同じ話したでしょという雰囲気を出されると正直聴きづらいと伝え、そういう雰囲気になったらごめんねとは言っていました。ちょっとわだかまりがとれました。少しは聴きやすくなった気がします。

彼女が私を見ているように、彼女も私から見られているという意識は少なからずあるようです。しかし、私によく思われたいという仕草があまりなく、素でいられることがとても心地よいと思っているようです。

家族としてはそれで良いと思いますが、なんか飛び越えちゃっている感じがして哀しいと思う瞬間があります。果たしてこれから愛が芽生えるのでしょうか。

次回は私の家に彼女が来ます。彼女は「いつもどおりにしていてください。」と言っていました。