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関東暮らしアラサー野郎の婚活記録

2017年05月13~14日:Eさん17回目@Eさん宅

雨の土曜日、彼女は仕事をしていました。私は休みでした。家の掃除をしてのんびりしてから彼女の住む街の最寄り駅で待ち合わせをしました。

雨の中、スーパーで買い物をしました。道路はあまり広くないので、雨が降りしきる中での移動はお互いあまり話をしませんでした。これは彼女が不機嫌でちょっと怖くなるパターンですが、時折話しかけてきてくれて、不意に優しい顔を見せてくれたのでほっとしました。

ほんの少しのことでもよくて、こういうのが癒しになるのだと思いました。自分もできるようになろうと思いました。

 

まず、夜ごはんを一緒に作りました。台所で順番に焼き物を作って、その間に洗い物をしたり野菜を切ったりしました。広い台所なので、順番さえ考えれば交錯することもありません。既に一緒に暮らしている感が強くなってきました。週末婚みたいな?1品も2品も多い明るい食卓に嬉しくなりました。

私は少し細かいところがあり、彼女は大雑把だという感じですが、私だって大雑把なところがあります。それは分野によっても違うだろうし、大事にするところも違うでしょう。だからいちいち決めつけることはしたくありません。

料理もそうで、家庭で作る基礎の味付けは限られていて、そこから派生することで楽しむことができる。だから調理レシピを見て作っても、次には食材の都合で違うものを作っているというのも大雑把だからこそ。でも、それを彼女は器用だというのです。

そう言ってもらえて嬉しいですが、彼女も携帯でレシピを見ながらそれなりに頑張っている。手慣れた味しか受け入れないけれども、一度食べたら気に入ってくれるみたいで、食べず嫌いではなく結構行ける人なんだと思いました。私を信用して食べてくれているのかもしれませんが。

ひとつ言われてしまったのが、スーパーの袋の取り扱いです。私は使い終わったビニール袋は畳んでしまっておきたいのですが、彼女はどさっと入れたい人のようです。

しわしわのビニール袋を見たり使ったりするのは生理的にむずむずするのですが、それは実家でもやっていなかったことで独り暮らしをしているうちに癖がついてしまったことなんだと思います。

そういうのは極力自分の内緒にして、彼女の好きなようにさせてあげたいと思います。

 

食後は将来設計の話をしました。つまり、お金の話です。やっと彼女が切りだしてくれました。私も話したいと言いましたが、彼女が話したくなるのを待ってました。

収入面について、私は昨年からあまり仕事をしなくなりました。一昨年仕事をしすぎたので昨年12月の時点では多少高収入な源泉徴収票を仲人協会に出すことになりました。

それを見て私のことを選ぶわけですから、相手に期待させてしまうのでもっと低く紹介して欲しいと仲人協会に言ったのですが結局そのままになりました。それで今回どん引きでもされるのかと思ったのですが、現実を据えてお互いの手取り収入をさらけ出し、そこから必要な生活費を見積もっていました。

彼女は思った以上に冷静で、私の収入に係わらずこれで何とかやっていくためにはと考えたり工夫することを第一に考えてくれました。私はそんな彼女を見てほっとしました。彼女は私のことを収入で選んだのではないとわかった瞬間でした。私という人間と向き合って感情を育み、好きになってくれたのだと思いました。

彼女の方針では、基本は私の収入でやりくりできるようにして彼女の収入は育児などのために変動するために貯金に回すようにした方がよいというものでした。

私もそれでよいと思ったので賛成しました。あと、お互いの貯金(これまで築いてきた資産)は問わないことにしました。 実際にはそこから使うイベントもあるのですが(指輪もそうでしたし新居も出産費用もきっとそこから出します)、細かいことを言っても仕方ありませんし女性に求めるものでもないので指摘はしませんでした。

土曜日も私が働いた方がよいか聴いたら、きちんと家事も手伝ってほしいと言われました。たぶん彼女はいっぱいいっぱいになってしまうと自己分析をしていました。

 

新婚旅行については欧州に行きたいというのは優先事項で、両親が半分出してくれると言っていました。それでいいのか・・・お返しもしなくちゃいけないんじゃないかと言ったら、両親が出したいって、娘の幸せを思ってそうしてくれると言っていました。私たちの子どもにも同じことを言えたらいいなと思います。

 

仕事については育休取得や時短労働も考えて、彼女の現在働いているところの近くに住むことになっています。その一方、子どもが小学生になる頃にはきちんと子どもと向き合う時間を設けた方が教育上好ましいという考えで、それまでに退職して彼女のゆかりの地(今の私の職場に割と近いところ)に引っ越したいと言っていました。この点もとてもありがたいと思っています。私の生まれ故郷は新居(彼女の職場)から割と近いですが、社会人になってから慣れ親しんだ街は彼女の故郷の方面です。住みやすい、生きやすい、遊びやすい。だから好きなのです。今だって、この街から離れたくないのが本心です。(仕方ない、またいつか住もうと。)

私のキャリアからしても労働の需要が多いのは彼女の故郷の方面なので彼女の将来設計を私に照らし合わせると自然なのかなと思います。

彼女はキャリアを生かして再就職して短い時間で働くことを考えてくれています。彼女の母親が今も現役で働いているそうなので、それがモデルになっているのかもしれません。感心します。

あと、新居予定地から私の職場までは片道1時間50分かかるのでそれを10年以上続けるのは困難だと思っています。通勤に時間を供してしまうので、仕事にはさほど精を回せないことを考えると、それが無期限になると厳しいと思うのです。

ただ、10年後の私の収入はどうなっているか、今の職場にいるのかというのは正直よくわかりません。今の職場は生きるためだけにいるだけで労を為すことへの喜びを感じられません。そこそこに仕事をしているだけで、最低限にしか賃金を頂いていません。だからこそワーカホリックにもならずに冷静にマイペースに働かせて頂いています。

副業もおこずかい程度にしかできていない現状を考えると、今のスタイルを維持してもう少し副業を膨らませる方がよいと思います。家でもできるものなので、家事や育児をしながら副業ができたらよいなと思います。

彼女に今の職場にずっといるかわからないと伝えたら少し不安がっていましたが、私はそこのところ冷静で、もっと良い条件があったら考えるぐらいで生きるためが最優先であることを伝えました。事実、そういう話もあるわけで・・・考え中です。(そのことはまだ伝えていません。当面は家族最優先のため動かない方がよいかと思います。)

 

以上から子どもは2人欲しいけれども、まずは1人授かったらいいなと思いました。彼女は家系の傾向からして男の子が生まれるのではないかと思っているようです。男の子だと食べる量が多くて食費が心配と言っていました。どちらでもいいかなと以前は言っていたのに、話がまとまりつつある中で女の子が良いとシフトしていました。笑

しかしながら男の子ができるような気がしてならないそうです。私は女の子ができるような気がします。おそらく彼女はすぐに子どもができると思うので(その直感は一致)、秋から冬にかけて良い知らせができたらいいなと思います。

 

子どもの出産についても話し合いました。出産の1~2ヶ月前から彼女は実家に戻り、彼女の両親に面倒を見てもらいたいと言っていました。出産後1カ月ぐらいで戻ってくるそうです。私は週末に彼女の実家に通うことになります。

遠距離通勤で私に負担がかかると思ったのでしょう。彼女の両親に手伝ってもらうと言っていました。ちょっと寂しいですが、こじれても仕方ないしうまくやるためならいいのかなとも思いました。ただ、その居心地の良さに実家から出てこれなくなってしまわないか心配です。きちんとケアする体制を彼女の実家で学ばないといけないと思いました。このことは前向きに検討すると彼女に伝えています。

 

家を買うかどうかですが、彼女は欲しいのかと思っていたらそんなことはありませんでした。固定資産にしても、地震などで失われるリスクを考えているようです。

私はこれまでに挙げた人生設計の変化についていくためには同じ場所に住み続けるのは現時点で判断が付かないと思っているので家は欲しいとは思っていません。

彼女は将来彼女の実家に戻りたいと言っていたので、老後はそうなるかもしれません。

 

大事なことを効率よくお互い聴き出して、さっと話を片付けました。あとは二人の時間を過ごしました。翌日の昼までごろごろとしました。私たちはだいぶオンオフがはっきりしているなと思います。

 

他のカップルは交際3~4ヶ月の間はどのように過ごしているのでしょうか。

仕事のこと、結婚のこと、両親との面会のこと、新居のこと、子どものこと。どれぐらい話したでしょうか。私たちはこんな感じです。